不動産の遺産分割を円満にする方法

相続コンサルタント会社ニーズ・プラス コラム編集部です。

高齢化社会のいま、相続税の増税で、一気に相続が注目されるようになりました。「円満な相続のために」というお題目のセミナーや出版物が花盛りです。「円満な相続」とは一体どんなことをいうのでしょうか。

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円満な遺産分割のポイント

財産を渡す側の親は、自分たちが守り築いてきた財産を、円満な家族関係を保ちながら子世代が引き継ぎ、それぞれの幸せな人生のために上手に活用してくれることを望んでいるはずです。

しかし、現実はそんなきれいごとではすみません。マイホーム1戸、数百万円の預金をめぐって、兄弟姉妹間で裁判にまで至ってしまうこともあります。

地主さんの相続では、裁判ざたになることはむしろまれですが、遺産相続に納得できず、相続がきっかけで兄弟姉妹が絶縁状態になってしまったという事例をしばしば耳にします。相続手続きが円滑に終わって財産は引き継がれても、家族関係が壊れてしまっては相続は失敗です。

円満な相続とは、円満な遺産分割です。円満に遺産を分割するにはどうしたらいいか、これは非常に難しいことで、一律にこうしたらいいですよという解決策はないでしょう。中でも、特にご注意いただきたいのは「自分が死んだら、遺産は皆で好きなように分けていい」という姿勢です。相続人のことを考えているようですが、このような考えこそがトラブルの原因となります。遺産相続をめぐり親族との対立が表面化してしまうことは、よくあることです。相続が起きて急にいがみあいが始まったようにみえても、実はそれまでの長年の家族関係のなかにくすぶっていたもやもやとした感情に火が付いただけと言えます。

そのような家族間の感情は多かれ少なかれ誰でも持っているもので、問題の核心は財産ではありません。いったん燃え上がってしまった火を消すのは大変ですし、燃えてしまった家族関係はなかなか元には戻りません。円満な相続のポイントは、日頃より家族と良い関係を保つことと、各相続人へ最低限確保するよう法律で定められた「遺留分」より多めに配分することです。火は大きくしないことが大切で、そのためにはお金のやりとりを解決しやすい環境を整えておくこと、すなわち相続対策が必要なのです。

相続対策(遺産分割の相談)とは

相続で法定相続人(親族)同士が仲違いしないためにも、日頃から良好な関係を築き、保っていく努力をしていきましょう。相続予定の不動産の中に「底地」があったり、相続の分配に不安があったりするときは、経験豊富なコンサルタントへ相談することをおすすめします。

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