借地権付きの住居のデメリットを教えて下さい

  • Q.借地権付きの住居を取得しようと考えています。デメリットなどあれば教えて下さい。

  • A.

    借地権はあくまで地主さんの土地であり借りているものなので、、色々な制約があります。 借地権付きの住居の具体的なデメリットは以下の点が挙げられます。

    1)住宅ローンの審査が通りにくい

    2)地代増額のリスク
    土地(地価)の上昇に伴い、低額だった地代が増額するリスクがあります。

    3)売却しにくい
    権利関係が複雑な借地権は、所有権より売却しづらい(資産の流動性が低い)です。
    また、権利割合通りの価格ではなかなか難しいです。

    4)売却や増改築する場合、地主の許可が必要
    一般的に借地権の売却、増改築に地主の承認が必要であり、それに対する承諾料(譲渡承諾料・建て替え承諾料)の支払い義務があります。また何某の理由で地主さんが売却に対する承諾をしてくれない場合があります。

    5)借地権を返還する際は、建物を解体し更地で返還する義務がある
    解体費用等は、原則として借地人が負担します。

    6)金融機関は権利割合通りの評価をしてくれず担保価値は低い

    7)底地権者が現在の地主さんから第3者になる可能性がある(国も含め)

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